ShinSheとは?– シンシーの概念 –

ShinShe(シンシー)

屋号である『ShinShe(シンシー)』は、
私、金子雄太郎が長い時間をかけて育ててきた
“人が何度でも生き直す”ための
価値観と世界観を象徴する言葉です。

ShinSheは、単なる名前ではなく、
生き方そのものを静かに指し示す概念。

それは、次の4つの層が重なり合ってできています。

1. 真摯(しんし)

自分にも他者にも誠実であること。
曖昧なもの、未完のものを丁寧に扱う姿勢。

2. 紳士(しんし)

相手の境界を尊重し、
フラットに、穏やかに向き合うあり方。
競争や効率に偏りがちな時代にあって、
“丁寧に関わること”を取り戻すための基準。

3. She(シー)

これは女性性だけを意味しません。

他者を受け入れる器としての他者性(Alterity)
制限や枠に固定されない多態性(Multiplicity)
複数の価値観が同時に存在しうる多元性(Plurality)

この3つの意味を含むSheは、
“人は一つの姿だけで生きなくてよい” という前提を示し、
揺らぎや変化を肯定する柔らかい土台として置かれています。

4. Shin(しん)

さらに “Shin” には、 新しい生(Life)と
新しい世(World)を始める という意味も重なります。

過去の役割や思い込みを一度そっと手放し、
現在の自分にふさわしいものだけを拾い直していく。

ShinShe は、 その再生プロセス全体を支えるための言葉です。

静かに、しかし確かに“新しい方向”へ

真摯さと紳士さ。
受容性と他者性。
多元性と揺らぎの肯定。
過去から未来への静かな移行。

これらが重層的に組み合わさって、
ShinSheという概念が形づくられました。

ShinSheは、私が大切にしてきた
問いと再生の姿勢を象徴する言葉であり、
このサイトの根底に流れる価値観そのものです。

ここに触れることで、
あなた自身の生き方や選択が、
静かに、しかし確かに“新しい方向”へと
開いていくきっかけになれば幸いです。

ShinShe 金子雄太郎